バーレーン戦得点シーン

いい得点でしたね.
小笠原はボールを受けたときにまっすぐゴールに向いてトラップ体勢.
DFはまずシュートコースを消そうと動き始めたが...
裏を左側に抜けようとする選手の影あり(誰だったろう...).
DFは当然それが視界に入る.
同時に小笠原に右のアウトではたいた俊輔が大きく手を上げて右裏スペースに回り込もうと反転.
小笠原はおそらく左裏に回りこんだ選手からのコーチングでそれを感じていて,
一度左にパスを出すようなフェイクを入れる.
少し顔を左に向けただけだが.
このとき俊輔のポジションがスルーパス可能なところであれば,スルーもあったかもしれない.
そのときは左足でトラップした後,右足のインサイドでスルーだ.

実際は,視界にうつる裏に走りこむ選手と小笠原のフェイクに釣られてDFは重心が少し右にずれてしまう.
小笠原はすかさず左足でとめたボールを右足で切り返して右にボールを置きなおしてシュート.
キーパーから見て左に置きなおされたボールが視界に現れると
キーパーはつい左足に重心がかかるが...(体は一歩前に出ています)
小笠原のシュートは逆の右側に飛んできた.
もはや手を伸ばしても届かない...
ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ル!!!

このゴールは裏に走りこんだ選手がいなければなかった得点かもしれない.
また,DFがより優秀ならばありえない得点だったかもしれない.反応しすぎましたね...

しかしやっぱりすばらしいのは落ち着いてワンフェイク入れた小笠原でしょう.
視線がいいですね視線が.
チラッと一瞬左を見ただけ.
ちゃんと人数余ってたのに,反応したDFはだめでしたね...

何はともあれ見事な結果でした.