ギタリストはあの人!

Let's Dance

Let's Dance

ナイル・ロジャースがプロデュース.酷評している人が多いようです.
ほとんど「ボウイを殺した」とか...ひどいこき下ろし具合.
確かに音は今聞くと古臭い.当時もそうだったかも.
しかし私には思い入れの深いアルバムです.
当時中学校一年生の私は文化祭の企画の一つ,音楽室のイベントに行きました.
そこでは一年上のカッコイイ女の先輩たちが当時のいけてる曲をかけるという企画をしていたのです.
その中にかかっていた曲が「Cat People (Putting Out Fire)」でした.
別にsingleカットされた訳じゃないのでなぜこれを選んだのかはわかりませんが,
これが私が洋楽にのめりこむきっかけになったといっても過言ではありません.
この曲の何かに打ちのめされた私は,夜姉に聞きました.この人は誰かと.
かくかくしかじか,姉は教えてくれました.
その頃姉はGenesisとかいうわけのわからんバンド(Phil Collinsがいたバンドですな,プログレ系)の世界に行っていたので(笑
いまから思えばイマイチ信用がならんかったという気がしますが,
なにせ,教えてくれたのです.ボウイを.
聞き込んだ私はこの曲のギターに耳がいくようになりました.
このギターは誰だと...
クレジットを確認しましたが,ナイル・ロジャースの他にもう一人.
Stevie Ray Vaughan」誰じゃそれ.
それからこの名前は5年ほど忘れ去られるのでした...

このギタリストにハマってから「Let's Dance」をわざわざ買って,そのソロパートを聴きなおしています.
アホみたいな打ち込みビートの合間で「もたり」ながら自由に弾きまくる彼は素敵です.
きっとこのギターに惹かれて洋楽への道を踏み出したのだと,今は信じたいのです.